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仮の正しさとは「本当に正しいか」は問わずに、とりあえず意見の調整方法を定めたものです。

日常的なことについて仮の正しさを決めるものとして、

1) 親と子供(子供が18歳以下に限る)

2) 先生と生徒(学校内にほぼ限る)

3) 上司と部下(会社内に限る)

4) 監督と選手(試合と練習中に限る)

などがあります。TPOが限定されているというのも特徴的です。

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会社にはなぜ上司がいるかというと、部下と意見が合わないことが最初から予想されているからです。もし、すべてのことで上司と部下の意見があえば、二人とも同じ地位でも行動には差し障りが無いのですが、人間だから絶対にそういうことはあり得ません。

そこで「意見が違うときには上司の考えを仮に正しいとする」というのをシステムにしたのが会社の上司関係です。

だから、良く酒場で上司のグチを言っているのを聞くと、なんとなく可哀想になります。グチをいう気持ちはわかりますが、もしグチを言わないような上司なら、もともと上司として意味が無いとも言えるのです。

もし、会社の上司が困るとすると、それは「意見が違う」ことではなく、上司が「本当に自分が正しい」と錯覚しているときでしょう。

上司が決めることは「本当に正しい」のではなく、「役割として仮の正しさを決めた」と言うことに過ぎないからです。

武田邦彦 (中部大学) - 上司の秘密 (via yellowblog) (via yangoku) (via wideangle) (via otsune) (via tatsukii) (via fialux) (via ssbt) (via aya18) (via ichimonji) (via yaruo) (via 64564)